婚活のトピックのコメント欄などを見ると、よく「ときめかない人と結婚するくらいなら一生独身の方が良い」などと言うコメントを目にする事が有ります。
そのコメントを言った人がどの様な人なのかわからないので何とも言えませんが、その人は若い時に恋愛結婚をして婚活をする必要が無い人なのかも知れませんし、どの様な状態であろうとも、揺るぎないポリシーを持っている人なのかも知れません。
確かにいかなる時でも恋愛して結婚するのがベストでしょうし、トキメキたい人たちからすれば、その通り!と言いたいところですよね。カッコいいし自分もそうありたい、と思いますよね。
独身研究家の荒川和久さんが恋愛強者3割の法則(今も昔も恋愛強者は全体の3割)を提唱していますが、この様なコメントをする人は、まさにその3割の人なのではないかと思います。
僕は男なので女心がわかってない、と言われてしまえば反論の余地は無いのですが、本当にときめかなければ一生独身で良いのでしょうか?
婚活は何の為にするのか?と言えば、幸せになる為にするのです。何を取って何を捨てるのか、何を与えて何を得るのか、自分の人生を幸せにする為の大戦略なのです。
スヌーピーの名言で「配られたカードで勝負するしか無いのさ、それがどういう意味であれ」というのがあります。人それぞれ置かれている状況は違います。
恋愛結婚をした人が離婚しないとは限りません。また離婚した人が必ず不幸とも限りません。恋愛強者3割が必ず幸せになるとも限りません。それでもやっぱり自分はときめかない人とは結婚出来ない、と考える人もいるのは当然だと思います。しかしながら、ときめかない人と結婚するのは恥ずかしい事でも何でもありません。トキメキよりも安心感を選ぶのも大英断だと思います。
今、必死で自分を幸せにする為に頑張っている人たちは、是非この様な恋愛強者たちの戯言に惑わされる事の無い様に悔いのない決断をされる事を望みます。
