アパートを買う時には普通はアパートローンを組みます。たまに現金一括で買う人もいますが、とても羨ましいですね。

不動産投資家的な考え方の人はアパートローンは、基本的には入居者の家賃から返すものです。なのでアパートローンは自分の借金を入居者が返してくれるローンだ、と考えています。

しかし不動産投資家的な考え方では無い人は、何で他人の住むアパートの借金を私たちがしなければならないの？という考え方になってしまう人もいる様です。

これはどちらが正しい、間違っている、という訳では無くその人、一人ひとりの持っているセンスなのだと思います。とにかく借金をしている状態が不愉快でしょうがない、という人も世の中にはたくさんいます。

この考え方をする人たちにはアパートローンを利用しての不動産投資は難しそうですね。
しかし不動産投資は借金をしなければ出来ないものでも無く、頑張って貯金をして現金で買い進めるやり方もあります。人それぞれにいろいろな投資があります。

借金をしている状態が不愉快でしょうがない、という意味では、貸与型奨学金などもそれに当たりますよね。

借金が嫌いな人たちは繰上げ返済をしてでも返したいところですね。しかし住宅ローン、奨学金などの金利はとても低く設定されています。アパートローンでも、とても低い金利で借りている人もいます。

これらの比較的有利に借りているローンの繰上げ返済はよくよく考えて実行して頂きたいと思います。借金はヤダ、とにかく早く楽になりたい、と思うあまりに資金繰りが厳しくなるほどの繰上げ返済をしてしまっては本末転倒です。

アパートローンも住宅ローンも貸与型奨学金も何でもそうですが、良い買い物をした時の借金は良い借金です。

10000万の価値のある物件を買うのに5000万の借金をするのは良い借金です。逆に3000万の価値しか無い物件を買うのに5000万の借金をするのは悪い借金です。

どうしても借金が嫌い、生理的に無理、という方々には是非この考え方で、今自分がしている借金は、良い借金なのか悪い借金なのかの判断をして頂ければと思います。