コラム

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2025.06.18   コラム

良い不動産屋とは?その1

不動産を買おうとしている人たちからよく聞く言葉として、「良い不動産屋さんを見つける事が重要」と言う言葉です。

これは自分たちには不動産を見極める目利きは出来ないから、良い不動産屋さんを見つけてその人に良い物件を紹介してもらおう、という意味なのだと思います。

しかしながら僕はこの考え方にはあまり賛同出来ません。そもそも良い不動産屋さんとはどの様な不動産屋さんでしょうか?

宅建士の資格を持っている不動産屋さん?営業成績の良い不動産屋さん?正直不動産の永瀬財地 ?

不動産屋には宅建士を持っている人と持ってない人がいます。宅建業法という法律で、不動産屋には5人に1人以上宅建士の資格を持っている人を雇わなければいけないのと、重要事項説明は宅建士しか出来ないので、不動産屋から見れば宅建士の資格を持っている事はそれなりに重要ではあるのだけれども、お客様である僕らからすると宅建士の資格を持っていようが持ってなかろうが関係ありません。

不動産会社の社長が宅建士を持ってない事はあまりありません(もし持ってなければ宅建士の資格を持っている人を雇わなければいけません。)が、その会社のNo.2やNo.3が宅建士を持っていない事はよくあります。

以前、物件を購入する際、今までずっとやり取りをしていたその不動産会社のNo.2の営業マンが重要事項説明の時だけ、宅建士を持っている新人と交代するという事もありました。

この意見には反対の人もいるとは思いますが、僕は宅建士の資格を持っているからといって優秀な不動産屋さん、信頼できる不動産屋さん、とはならないと思います。

ただ、宅建士の試験はなかなか難しく、片手間で受かる試験ではありません。だから宅建士を持っているという事は、それだけ勉強を頑張った人なのだという証明ではあるのだと思います。

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