最低限の身だしなみ」という言葉が有ります。婚活で使う「最低限の身だしなみ」と普通の社会で使う「社会人としての身だしなみ」はちょっと違います。
「社会人としての身だしなみ」は普通に電気シェーバーで髭を剃り、クリーニングしたワイシャツ、スーツを着て、ビジネスパーソンとして相応しい格好をすることです。
婚活でいう「最低限の身だしなみ」とは、まず髭剃りは、床屋さんの髭剃りです。床屋さんで髭剃りをしてもらった後は皆様誰でもツルツルですよね。鏡で自分の顔を見ても若返った様な綺麗な肌になります。誰でも髭を完璧に剃るとこうなります。
これが婚活における「最低限の身だしなみ」と「社会人としての身だしなみ」の一番大きな違いです。そして眉毛を整えて、ムダ毛を剃る。上下スーツなら足の毛はともかく手や指の毛には要注意です。たまに指に毛が生えている人がいますが、それもケアしてください。
完璧な髭剃りは電気シェーバーでは難しいでしょう。しかしながら毎回デートの前に床屋に行くのは大変なので、自分で出来るようにならなければなりません。
普通髭を剃る時は上から下に剃ると思いますが、それ以外にも下から上、後ろから前、前から後、毛は必ず同じ方向に生えているわけでは無いので色々な角度から剃る事で全ての毛を剃る事が出来ます。床屋さんがやっている様に剃り残しが無いように手で顎を触って確認するのも良いでしょう。
そして最終確認で鏡から10cmの距離で剃り残しの確認をしてください。30cmではダメです。10cmの距離からチェックして剃り残しが無ければOKです。30cmからチェックすると大丈夫かな、と思っても10cmからチェックするとかなり剃り残している事に気がつきます。10cmの距離からチェックしてOKなのが完璧な髭剃りです。
失敗して血が出てしまう事も有るかもしれませんが、こればかりは練習してください、としか言いようが有りません。
清潔感を考える時に一番重要なのは髭剃りとムダ毛の処理です。そして大体OKだな、では無くて完璧に処理しなければなりません。
これはとても重要で、「社会人の身だしなみ」としては全然大丈夫なレベルでも、婚活の「最低限の身だしなみ」では全然NGなのです。
とても大事な部分なのでもう一度言います。髭剃りとムダ毛の処理は完璧にしてください。これだけで「最低限の身だしなみ」の半分をクリアしたと言って良いでしょう。