感動をフォトムービーで残そう

動きの無い写真をまるで映画のように変える「フォトムービー」は結婚式・披露宴の映像記録としてユニークな感動を起こさせてくれます。しかも動画編集の経験の無い人でも簡単に編集することが出来るので、プロフィールムービーやエンドロールなどの動画を簡単に自作することが出来ます。費用節約に大きく貢献しますのでぜひトライしてみてください。
目 次
- 「フォトムービー」って何?
- 楽しいスナップ写真の撮影方法
- 簡単に製作できてしかも格安な「フォトムービー」
- フォトムービーの活用方法
- まとめ
はなちゃん・たろうくん
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こんにちは、おじさん。
GMおじさん
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やあ、いらっしゃい。ふたりとも、元気そうだね。
たろうくん
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はい、元気です。おじさん、今日は何のお話しですか?
GMおじさん
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今日は前回と同じで写真のお話しですよ。でも「ビデオ」のお話しも少しだけしたいと思っています。
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さて、前回は前撮りでの写真撮影をお奨めしたけどどうでしたか?
はなちゃん
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はい。二人で話して、ちゃんとした写真を撮るということにしました。どこにお願いするかを今ふたりで探しているところです。
「フォトムービー」って何?
GMおじさん
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そうかい、いい写真スタジオが見つかるといいね。
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さて、今日は前回に少しだけ話した「スナップ写真」のお話しです。スナップ写真は記念写真と違って、じっとしてポーズをとるのではなくて自然な動きを切り取るように撮影する方法だよね。専門のカメラマンに依頼して撮ってもらうのが一般的だけど、予算が無い場合は必ずしも式場指定のカメラマンではなくて外部カメラマンに依頼する方法もあるよね。だけどやはり「持込み料」が発生するので、依頼するカメラマンを披露宴のゲストにしたという苦肉の策の話しも聞いたことがあります。でもおじさんはそれとは違う方法を提案したいと思います。名づけて「フォトムービーで残そう」、今日はこの話しですね。
はなちゃん
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おじさん、その「フォトムービー」って何?
GMおじさん
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それはね、以下の動画を見てもらえばすぐにわかりますよ。
GMおじさん
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どうだい、分かったかい。
はなちゃん
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分かった。動きの無い写真を動きのある映画のようにするってことね。だから「フォトムービー」なんだ。
GMおじさん
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スナップ写真は静止してポーズを撮っている人を撮影するのではないから、タイミングがずれると何の変哲もない写真になってしまうことはよくあるよね。でもたくさんのカットの中には「おもしろい」写真やあるいは「美しい」と思える写真、それに偶然に思いがけない表情を捉えた写真もあるよね。それがスナップ写真のいいところだと思うんだ。
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そこで、プロのカメラマンの費用を抑えて、素人のカメラマンに撮ってもらったらどうかな、と考えたんだ。
はなちゃん
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素人のカマラマンってどうゆうこと?
楽しいスナップ写真の撮影方法
GMおじさん
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それは披露宴に出席していただいたゲストのことです。ゲストの方に写真を撮っていただいたらどうかなと思うんだ。
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だって、ゲストが50人いたら、それぞれが2カットを撮ったとすると全部で100カット、一人5カットを撮ったら250カットになるだろ。それだけの写真が撮れたら、中にはプロ顔負けのカットが取れているかもしれないじゃないか。今は殆どの人がスマートフォンを持っているし、そのスマホの写真性能は一昔前の一眼レフカメラに匹敵するくらいで、しかも手ブレ補正機能付きときている。こんな高性能のスマホで撮ってもらえたら、プロもビックリのスナップ写真が集まるんじゃないかな。
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さらにゲストがスマホで撮った写真をはなちゃんたちにメールで送ってもらうんだ。そしてその写真の中から良いものをセレクトして「フォトムービー」にしようって話だよ。
たろうくん
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面白いな、それ。
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黙っていてもゲストの人は僕たちの写真を撮ってくれると思うけど、もっと動機付けをして積極的に撮ってもらったらどうだろう。
はなちゃん
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動機付けをするってどうするの?
たろうくん
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うん。例えば「披露宴の演出」として「写真コンテスト」をするんだ。披露宴前後のスナップ写真をスマホで撮ってもらって、その中から優秀なスナップ写真に「優秀作品賞」とか、「面白写真賞」とか、「ドッキリ写真賞」なんかを決めて、入賞者に新郎新婦から記念品をプレゼントするんだ。もちろん撮った写真をメールで送ってもらわないといけないから披露宴の会場では決定は出来ないので、後で僕たちが選んで決めるという風になるけど。できたら新郎新婦だけでなく出席者の写真もOKにすると、例えば普段は厳しい顔の課長さんの笑顔だとか、酔っ払った〇〇さんの面白い表情とか、それに僕たちの幸せな顔も一杯取ってもらえるんじゃないかな。
はなちゃん
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なるほど・・・。披露宴の演出にしようってことね。黙っていてもみんな写真はスマホで撮ってくれるけど、コンテストにしたらみんな張り切ってバチバチとってくれるよね。それこそゲストが全員カメラマンになっちゃうわ。
GMおじさん
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面白いね。そして送ってもらったスナップ写真と二人だけで撮った記念写真を使って「フォトムービー」を作ればいいんだね。
簡単に製作できてしかも格安な「フォトムービー」
はなちゃん
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おじさん、その「フォトムービー」はどこに依頼するんですか?
GMおじさん
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なに言ってんだい。この「フォトムービー」は君たち、つまりたろうくんとはなちゃんが作るんだよ。
たろうくん・はなちゃん
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え~~。どういうこと!?
GMおじさん
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な~に、簡単なんだよ。おじさんでも作れるんだから。さっき見てもらった「ビデオ1」と「ビデオ2」はおじさんが作ったんだよ。しかも製作時間はそれぞれ約10分くらいで出来ちゃったんだよ。
はなちゃん
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え~。さっきのフォトムービーはおじさんが作ったの!?
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しかも10分て、ほんと!?
GMおじさん
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本当だよ。動画作成ソフトを使えば誰でも簡単に作ることが出来るんだよ。写真を選んで、使用する音楽を選んで、コメントを書き込んで、最後にボタンをクリック!それでハイ、出来上がり。(おじさんが使ったソフトは「PHOTO CINEMA+」というソフトで2万円弱で市販されています。以下に開発メーカーのサイトを紹介しますから、詳しくはそちらをご覧ください。)
はなちゃん
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そんなに簡単ならビデオの外注はいらないかもね。ねえ、おじさん。
フォトムービーの活用方法
GMおじさん
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ソフトの費用(約2万円)だけでフォトムービーが出来るし、しかもたろうくんのアイディアを使えば披露宴のスナップ写真をゲストが送ってくれるから、最低限の費用でメモリアルなムービーが出来上がって大幅な節約になるね。
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それにこのソフトを薦めるのは他にも利用法があって、ふたりが行く新婚旅行の写真を動画にしたり、子供ができたら子どもの成長記録を「フォトムービー」で残したりすることができるからなんだ。後々もいろいろと使えるから、是非揃えておいて欲しいと思いますね。
はなちゃん
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わかった。ソフトを入れるパソコンは取りあえずお父さんのノートブックを借りることにしておいて、結婚後に少し落ち着いたら二人用のパソコンを買うことにしましょう。いいよね、たろうくん!?
たろうくん
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うん、そうしよう。
GMおじさん
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ソフトは少し早めに購入して、もしも時間があれば操作の練習を兼ねて「プロフィールビデオ」や「エンドロールビデオ」なんかも作って見るといいね。DVDにも落とし込めるから、これらの高額なビデオ演出の費用も抑えられるかもしれないよ。
はなちゃん
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ということは、ビデオ演出の費用も節約できるってことね。よ~し、頑張って作ってみよう。
GMおじさん
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頑張ってね、何か出来そうならお手伝いもしますよ。
はなちゃん
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ありがとう、おじさん。自分でやってみて、上手くいかないときはお願いしますね。
GMおじさん
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はいよ、お役に立てるとうれしいね。それじゃ今日はここまでだね。
たろうくん・はなちゃん
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ありがとう、おじさん。又来ますね、バイバイ。
まとめ
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フォトムービーは動きの無い写真を動きのある「映画」のように見せる動画のことです。
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ゲストが撮影するスマホ写真を使って、フォトムービーを制作すれば費用もかからず、楽しいブライダルムービーが出来上がります。
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動画作成ソフトでGMおじさんのお奨めは「PHOTO CINEMA+」というソフトで価格は2万円弱です。
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「PHOTO CINEMA+」は誰でも簡単に扱えるので、事前に二人の幼少時の写真や婚礼前撮り写真を使って「プロフィールムービー」や「エンドロールムービー」を手作りしましょう。
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「PHOTO CINEMA+」を使ってハネムーンムービーや子供の成長記録を作ることも出来ます。