婚礼衣装の総額と持込み料

婚礼衣裳のデザインは多種多様で、選んで決定するまであれこれ悩むのも楽しい時間ですが、その衣裳代金を聞いたとたん熱がサッと冷めてしまうことも良くあります。統計によると新婦が平均的に衣裳にかける費用は48万円以上とか。結婚式・披露宴の費用のなかで大きなウェイトを占める婚礼衣裳の費用内訳を見て見ましょう。
目 次
- 婚礼衣装の総額について
- 婚礼衣装の持込み料について
- ドレスを購入するという選択
- まとめ
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こんにちは、GMおじさん。
GMおじさん
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やあ、いらっしゃい。どうしたの、今日は。ずいぶんニコニコしてるけど。
はなちゃん
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だって、今日も婚礼衣裳のお話でしょ! すごく楽しみにしてたんだから。
たろうくん
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おじさん。この前からはなちゃんがハイテンションでして、今日もルンルンなんですよ。
婚礼衣装の総額について
GMおじさん
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ははは、じゃ前回の続きで婚礼衣裳の話を始めましょう。
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前回は婚礼衣裳の組み合わせや手配方法のデータを見てみたよね。今日は実際に衣裳の費用がいくら位かかっているかをデータで見てみましょう。
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以下に掲載したデータは新婦の婚礼衣裳に総額いくらかかったかのデータです。
別表-12

- 注意していただきたいのは、全国の平均では48.8万円となっているけど、その中にはウェディングドレスだけでなく、カラードレスや和装も入っているし、あるいはドレス1着という人もいるからそのつもりで見て下さい。また、レンタルだけではなくて購入の分も入っています。
- ちなみに衣裳のアイテム別の平均費用は以下のとおりです。
- ウェディングドレス 全国平均費用(購入及びレンタル)・・・・27.6万円
- カラードレス 全国平均費用(購入及びレンタル)・・・・24.9万円
- 白無垢 全国平均費用(購入及びレンタル)・・・・18.9万円
- 色内掛け 全国平均費用(購入及びレンタル)・・・・27.2万円
GMおじさん
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この表を見ると地域別の平均金額で最高(56万円)と最低(46万円)の差が10万円くらいで、それほどの違いが無いから、新婦の衣裳に関しては地域間の違いが余り無いということのようだね。一方で衣裳の総額は10万円未満から100万円以上まで、個人間の違いが大きいということも分かるよね。予算がたくさん有る人もいるし、衣裳にこだわって費用をかける人もいる。一方では節約している人もいるということが分かるよね。結婚に関する考えの違いが大きくでるアイテムかもしれないな。
はなちゃん
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そうね。そして30万円から60万円の間の人が47%で約半分だから、この金額帯が平均的な衣裳総額というところかしら。
GMおじさん
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そうだね。それじゃ、こういうデータも参考にしながら、理想の衣裳を節約価格で手配できるように努力してみましょう。
ドレスの持込み料について
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ところで、「衣裳の賢い節約術」を話す前に前回少し触れた「持ち込み料」の話をしましょう。以下に「外部の衣裳店を利用した場合の持ち込み料」の統計データを掲載したから見てみようか。
別表-12

GMおじさん
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上の表では「持込み料が必要だった(持ち込み料を取られた)」人の割合が全国平均で47%になっているね。一方「そもそも持ち込み料が必要なかった」人が29%になっている。さらに興味深いのはこれらの割合いが地域によってかなり大きく差が出ているということです。例えば「必要だった」は首都圏では60%、九州では24%でかなり開きがあるよね。「そもそも必要でなかった」と「必要だったが会場がサービス」を加えた数値では首都圏が29%、九州では66%でこちらもかなり差があります。
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これらのデータを見る限り「持ち込み料」が必ずしも「絶対」では無いということだね。これは婚礼衣裳の節約にとって、大変に重要な知識になります。必ず覚えて、衣裳探しの基準にして下さいね。
はなちゃん
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分かったわ。約半数の式場で、何らかの形で「持ち込み料」が無料になっているから、無料になる式場を探したり、交渉して無料にしてもらったりすることが大事ってことよね。
GMおじさん
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そういうことだね。始めからあきらめないで上手に交渉することが節約にはとっても大事なんだ。他のアイテムでも言えることだから、よ~く覚えて実行してくださいね。
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次に実際にレンタルドレスを利用した人の反省談も掲載してみようか。
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・思っていたよりも費用がかかってしまった
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・なかなか決めることが出来ず、時間がかかった
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・もっと〇〇なドレスにすればよかった(デザインの不満)
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・ドレスが入らない
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・もっと試着すればよかった
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・式場提携のドレス以外も見ればよかった
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こんな皆さんの声を聞くと、なかなかドレス選びも簡単じゃないようだね。
ドレスを購入するという選択
GMおじさん
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やっぱり素敵なドレスを着てみたいという女心を満たすには、自由に選べる「購入ドレス」の方がいいと思うけど、そこには「持込み料」という障害があるからなかなか思うようにはいかないよね。でも「購入ドレス」については殆どの人が知らないから、もっと研究すれば案外簡単に解決するかもしれないよ。
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おっと、時間が来てしまった。今日はここまでだよ。
はなちゃん
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あら、残念、もっと教えてほしかったのに!でも今日はとってもいいことを聞いたから、早速今後の戦略を練るとしましょう。ねえ、たろうくん。
たろうくん
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うん、そうだね。でも今日はぼくの衣裳の話は全然出なかったような気がするけど・・・

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大丈夫。私についてくれば上手くいくから。ね、おじさん!
GMおじさん
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ははは、そうだね。(たろうくん、しっかりしろよ)
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じゃ、また次回ね。
まとめ
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新婦の婚礼衣裳の総額は平均で48万円強。アイテム別平均はウェディングドレス 27万円強、カラードレス 24万円強、白無垢 18万円強、色内掛け 27万円強。
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衣裳費用は30万円~60万円が全体の47%で最も多いが全体的にはかなりの幅がある。
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衣裳の持込み料が必要だった人が全国平均で全体の約47%強。但し、地域によって持込み料に厳しいところも緩やかなところもある。
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約半数の式場で持込み料が無料になっているので、無料になる式場を探すか、または交渉して無料にしてもらうことが肝要。
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ドレスを購入することも大事な選択肢のひとつ。