婚礼衣装の組み合せと手配方法

結婚式や披露宴で身に着ける婚礼衣裳には幾つかのアイテムがあり、みなさんがそれぞれの事情と好みに応じて様々な工夫をしていらっしゃいます。あなたも素敵な衣裳を組み合わせて自分らしさを演出してみましょう。そして選択肢を広げることで費用を節約する工夫も勉強していきましょう。
目 次
- 婚礼衣装の組み合せ
- 婚礼衣装の手配方法
- 婚礼衣装の持込み料について
- まとめ
はなちゃん・たろうくん
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こんにちは、GMおじさん。
GMおじさん
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やあ、いらっしゃい。今日は「婚礼衣裳」のお話しだよ。
はなちゃん
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やった!そのお話しを聞くのををすごく楽しみにしてました。
たろうくん
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おじさん。はなちゃんは今朝からウキウキしていて、仕事も手につかないみたいなんですよ。今日もポカばっかりやらかして・・・
はなちゃん
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うるさい!!
GMおじさん
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ははは、やっぱり女の子だね・・・。
はなちゃん
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そうですよ!ウェディングドレスは子供のときからの憧れだったの!
GMおじさん
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うん、私が結婚するときも奥さんは婚礼衣裳に夢中だったもんね。よく分かるよ、経験者としてはね。
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だけど、おじさんは衣裳の専門家じゃないから衣裳のデザインや素材なんかの話は出来ないよ。おじさんがお話しするのは、どうすれば安くて良い衣裳を手に入れることができるかということだから、あとははなちゃんにアドバイスしてくれる人にお願いすることにしよう。
はなちゃん
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大丈夫。うちのお母さん(GMおじさんの妹)は抜群のセンスだから、お母さんにアドバイスしてもらうから、安心してね。
GMおじさん
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はは、参ったな。でも君のお母さんならおじさんよりセンスがいいのは間違いないね。
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さて、婚礼衣裳の件だけど、以下の表を見てくださいね。
婚礼衣装の組み合せ
別表-8

GMおじさん
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一般的に新婦の婚礼衣裳は4種類あって、それが「ウェディングドレス」「カラードレス」「白無垢」「色内掛け」だということは知ってるよね。上の表はこれら4種類の婚礼衣裳の組み合わせを調査した資料なんだけど、実に色々な組み合わせがあるのが分かるよね。
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昔おじさんがホテルで仕事している頃は、教会式の挙式が少なくて神前式が多かったこともあって「和装」が多かったんだ。「白無垢」で結婚式を挙げて、そのまま披露宴会場でゲストをお迎えする。その後「色内掛け」に変えて、新郎と一緒に入場。乾杯後にお色直しで退場。しばらくしてドレスとタキシード姿で入場しキャンドルサービス、というのが殆どのパターンだったなぁ。その頃は和装を着る人が大半だったけど、この表では和装又は和装+洋装の人は全体の21%、5人に1人くらいに減ってしまったんだね。時代はどんどん変わっていくね。
はなちゃん
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最近はウェディングドレス、カラードレスのみで挙式・披露宴を行う人が増えてきたけど、でも九州では約35%の花嫁さんが和装を取り入れているわ。それに全国でも21%の花嫁さんが和装を取り入れているということは、やっぱり日本の伝統を身に着けてみたいという証なんじゃないかしら。
GMおじさん
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そうだね。和装はドレスと比べて着付けも大変だし、レンタル費用も高いから敬遠されるのも分かるけど、日本の伝統は何とか残して欲しいものだね。
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さて、ご覧のとおり最も多い組み合わせは59%強の割合で「ウェディングドレス(1着)」+「カラードレス(1着)」合計2着という結果が出ているね。そこでこれからは「ドレス」に絞って節約術をお話しすることにします。
婚礼衣装の手配方法
別表-9

別表-10

別表-11

- 著者注:別表-10及び別表-11はウェディングドレスの統計です。カラードレスの統計も似たような内容ですのでカラードレスの統計は省略させていただきます。
GMおじさん
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次に「婚礼衣装」の手配方法についてだけど、上の「別表-9」「別表-10」を見て下さい。
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圧倒的にレンタル(貸衣装)が多いけど、「ウェディングドレス」「カラードレス」に限っては購入する人もいて、「ウェディングドレス」に限ると12%強の人が購入しているという結果が出ているね。ちょっと意外だよね。
はなちゃん
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あら、最近は自分だけのドレスを購入する人も多いのよ。これもこだわりなんだと思うけど。
GMおじさん
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次に上の「別表-11」では購入したり、レンタルしたお店の統計だね。
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利用した会場やその提携衣裳店では圧倒的にレンタルが多いけど、外部の衣裳店では購入とレンタルが半々という結果だね。ネット上で手配した人は圧倒的に購入する人が多いんだね。しかもリサイクル品を購入する人もいるよね。
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これらの統計からはある程度決まった以下のパターンが読み取れます。
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衣裳の組み合わせでは「ウェディングドレス(1着)」+「カラードレス(1着)」のパターンが約60%で、圧倒的に多い。それ以外のパターンを含めて「洋装のみ」が79%、「和装を含む」パターンは21%で洋装のみを好む傾向にある。
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ウェディングドレス、カラードレスに限らず、白無垢、色内掛けなどの和装も「レンタル」が多い。(全体の85%~95%がレンタル)
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ウェディングドレスは12%強、カラードレスも5%強がレンタルではなく、購入している。
婚礼衣装の持込み料
GMおじさん
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さて、衣裳については利用した会場やその会場と提携した衣裳店でレンタルした人が多いんだけど、それ以外の店やネットで購入、レンタルした人の場合は「持ち込み料」がかかることは以前に話したよね。
はなちゃん
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うん、この「賢い婚礼節約術」シリーズが始まるときに「見積り編」のコーナーで話してくれたわ。衣裳を持込みすると式場に手数料が入らないから、「持込み料」という名目で式場が徴収するという話だったわよね。
GMおじさん
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そうだね。その「持込み料」について興味深いデータがあるから次回にお話することにしましょう。それと肝心な「衣裳の費用」のお話も一緒にすることにしましょう。
はなちゃん
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あら、残念、もっと教えてほしかったのに!じゃ、次回を楽しみにしています。
GMおじさん
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うん、それまでにおじさんもセンスを磨いておくよ。それじゃ、さようなら。
まとめ
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ウェディングドレス、カラードレスの組み合わせ又は単独の洋装が主流で79%。和装単独又は和洋の組合せは全体の21%で洋装のみを好む人が多い。
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ドレスは圧倒的にレンタルが主流だが「ウェディングドレス」では12%、カラードレスでは5%が購入ドレス。